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origins of our brand mark

ブランドロゴマークの起源

古代中国の硬貨とSecridを結ぶもの

Segridの創業者であるレネ・ファン・ヘールは、かねてから銭貨の二元性に興味を抱いていました。それが高じて、ブランドの新しいロゴマークは銭貨をベースにしたデザインとなったのです。

secrid brand mark


Secridのロゴマーク

ブランドの本質を表すロゴマークを考案するにあたり、Secrid創業者のレネ・ファン・ヘールは、そのアイデアを古代中国の貨幣、銭貨に求めました。ご存じの方も多いでしょうが、銭貨は円形で中心に四角い穴があるという、単純ながら、すぐに識別可能な分かりやすい形を特徴としています。

見た目はシンプルですが、銭貨には深い意味が潜んでいます。例えば、実用性に優れているだけではなく、陰陽思想の象徴としても機能しているのです。丸い外形は「陽」、つまり「天」を表し、四角い穴は「陰」、すなわち「地」を表します。また、銭貨はモノの価値を示すと同時にエネルギーの象徴でもあります。

ヘールは銭貨の力強い形状とその二元性に、実用的かつ高品質であるという Secridブランドの本質を見出しました。一方、Secridでは、意識的にお金を使うことで責任ある社会と環境保護の実現に大きく貢献できるのだということを、皆さんにお伝えしていくことを目指しています。

七角形のインスピレーション

「7」という数字はSegridにとって特別な意味を持っています。特に、数多くの選択を伴う製品デザインというプロセスにおいては重要です。各部の形状を決める場面で、あるいは、皮革素材の使用といったジレンマに直面したとき、私たちは、考え得る最善の選択をしたと自信をもって言えるよう、複数の異なった視点から問題にアプローチしていきます。この意思決定プロセスをサポートするために開発されたのが、デザインにおける7つのホリスティック(全体論的)原則です。


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Secridロゴマークの7つの頂点は、私たちがデザインの工程で活用している7つの視点を表しています

これがヘールの研究とつながり、ヘールは7つの原則と銭貨の二元的な形状とを組み合わせました。こうして、丸みを帯びた7つの頂点と7つの辺をもつ七角形のロゴマークが誕生したのです。

Secridのロゴマークが表すもの

Secridのロゴマークには2つの七角形が使用され、これが、内側のスペースを囲むリングを成しています。これら2つの七角形は180度向きを変えて組み合わされているため、上下対照でありながら、ダイナミックな印象を与えます。一見しただけでは、リングの外側と内側の形状が同じであることに気付きません。これは陰陽太極図の考え方を踏襲するものです。

Secridのロゴマークが意味するもの

Secridロゴマークの7つの頂点は、私たちがデザインの工程で活用している7つの視点を表しています。外側のリングが物質を、内側のスペースがそれを支えるアイデアを示します。ここで重要なのは、物質もアイデアも他方に優先することはなく、製品の創造は、物質とアイデアの間を行き来しながら循環・継続するプロセスだということです。

Secridのロゴマークはバランスの取れたデザインでもあります。Secrid製品の精錬さや薄さを表す繊細さと、その耐久性を表す頑丈さを併せ持ちます。また、リング頂点の丸みは力強い基本形状を示すのに十分な鋭利さを持ちながら、ソフトで自然な特性を示すのに十分な丸みを帯び、円を思わせます。

 

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